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万博需要で18日に国際チャーター便就航…5年後めどに定期便化も【2025年国際線就航へ!】神戸空港の新ターミナル徹底解説

万博需要で国際線チャーターが2025年4月18日行われる神戸空港について今後の変化を紹介します。

2018年に関西エアポートが運営権を取得し、関空・伊丹空港と一体運営されている神戸空港が、大きく変わろうとしています! なんと2025年の国際チャーター便就航、そして2030年前後には国際線定期便の就航が決定しました。

この記事では、神戸空港に建設される新ターミナルの全貌から、気になるアクセス、そして将来の展望までを徹底的に解説したいと思います!

神戸空港、新たな時代へ:新ターミナルの概要

神戸市は、国際線就航に向けて神戸空港のターミナル拡大に着手し、竹中工務店を代表とするJVが事業者として決定しました。新ターミナルは、現在の旅客ターミナルの西側区域に建設されます。

コンセプトは「海に浮かび、森を感じる

新ターミナルのデザインコンセプトは、「海に浮かび、森を感じる」。ロビーの天井や展望デッキには地域木材が活用され、正面には緑地が設けられるなど、緑と木に包まれた空間となる予定です。

フラットで使いやすい構造

こんな感じで、フラットになるようですね。階段がないのはいいですね。

新ターミナルは地上2階建てですが、出発・到着ロビー、保安検査場、CIQエリア(税関、出入国管理、検疫)、商業施設などの主要な空港機能は1階の吹き抜けのロビーに集約されます2 。これにより、旅客は同一平面上でスムーズに移動できるようになります。

今までにないデザインですね。イオンみたい

搭乗はバス移動

新ターミナルの南側には新たに駐機場が整備されますが、飛行機への搭乗はボーディングブリッジではなく、バスで移動する方式が採用されます。出発・到着ロビーから飛行機まで、フラットな移動が可能です。

いつから国際線に乗れる?

2025年国際チャーター便、2030年前後には定期便となる予定です。

既にお伝えした通り、神戸空港では2025年に国際チャーター便の運航が開始され、2030年前後には国際線定期便の就航が予定されているんです。これは、関西空港と伊丹空港を補完する空港としての役割を強化するもので、1日の発着回数も現行の80回から2025年には120回へと拡大することで合意されています1 。

注目の国際線就航先は?

2030年の国際定期路線としては、東アジア方面が1日30回(年間150万人)、東南アジア方面が10回(40万人)で、合計年間190万人の利用が想定されています3 。主な路線としては、韓国、台湾、中国方面が想定されており、バンコクやシンガポールなんかも就航するかもしれませんね。

アクセスはどう変わる?ポートライナーとの接続

新ターミナルは現ターミナルの西約400mに位置するため、ポートライナーの神戸空港駅からは離れています

当面は無料バスで接続するらしいです。永遠に無料バスがいいですね

新ターミナルと現ターミナル、そしてポートライナー神戸空港駅との間は、無料バスが運行される方針です。

地下鉄建設の検討も

国内線と国際線を合わせて700万人規模の利用者数が見込まれる中、神戸市は地下鉄建設の検討も今年度から行っています。もし地下鉄が建設されれば、大量輸送が可能となり、アクセスは飛躍的に向上するでしょう。ただし、地下鉄の乗り入れ場所など、詳細はまだ明らかにされていません。

地下鉄があると利便性が爆上がりですよね

新ターミナルの規模と将来構想

新ターミナルの延床面積は約14,600平方メートルで、現ターミナル(18,600平方メートル)の約8割程度です。しかし、2019年の年間旅客数323万人に対し、新ターミナル建設により600万人程度の旅客に対応できると見込まれています。

2025年の国内線発着枠拡大時には約512万人の旅客が予測されていて、新ターミナルで十分に対応できる計算です。しかし、国際線就航後の旅客数増加を見据え、将来的には新ターミナルが国際線専用となり、国内線は現ターミナルを拡幅するなどの対応が考えられているようです。

まとめ

神戸空港の進化に期待!

万博でも大注目の神戸空港が2025年の国際チャーター便就航、そして2030年前後の国際線定期便就航に向けて大きく動き出す神戸空港。新ターミナルの建設、アクセス改善の検討など、今後の発展が非常に楽しみです。神戸空港が新たな空の玄関口として、ますます便利になることに期待したいですね!